ワンピースのネタばれ寸前都市伝説!?ONE PIECEの裏話8選

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今や海賊漫画の代名詞となった大人気作品『ONE PIECE』。

作者の「尾田栄一郎」は伏線大好き人間として有名だ。

回収された伏線も回収されていない伏線も多数あるが、作者が伏線大好き人間であることは、読者の皆がよく知っている事実である。

作者が伏線大好きであると、必然的に読者が作品を疑うようになってしまい、あれも伏線ではないか、これも伏線ではないかと、様々な推測が飛び交うようになる。

すると、どうしても数が増えていくのが“都市伝説”だ。

“作品のラスト”や“ワンピースの正体”など、世の中には様々な推測が都市伝説として語られており、多くの『ONE PIECE』ファンが注目しているのだ。

ここでは、ンピースのネタばれ寸前都市伝説!?ONE PIECE裏話8選について紹介していこう!

 

1.ルフィの母は「ジュエリー・ボニー」だった!

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『ONE PIECE』の主人公である「モンキー・D・ルフィ」は、作中にて祖父と父親がすでに判明している。

祖父は海軍中将の「モンキー・D・ガープ」であり、父は国を倒そうと奮闘する革命軍の総司令官「モンキー・D・ドラゴン」である。

もちろん、これは『ONE PIECE』の読者なら誰もが知っている事実であり、伏線ではなく堂々と主張されている事実である。

一方、「ルフィ」の母親に関しては詳細がまだわかっていないのが現状だ。

ただ、作者は「ルフィ」の母親に関して、“既に作品に登場している“と述べている。

そこで最も有力な説として囁かれている都市伝説が“ジュエリー・ボニー説”だ。

まず、「ルフィ」の父親である「ドラゴン」について考えて欲しい。

彼は「ルフィ」に似ているだろうか。

性格や行動を見てみると、あまり似ているとは言えない。

と、いうことは、「ルフィ」のハツラツとした性格や大食いぶりは「ドラゴン」ではなく、母親に似たことになる。

そこで思い出して欲しいのが女海賊の「ジュエリー・ボニー」だ。

「ジュエリー」は大食らいであり、食べる姿は「ルフィ」によく似ている。

見た目は若いが、「ジュエリー」はシャボンティ諸島で「ゾロ」を助ける際、幼い子供の姿で助け出しており、周りの人間の容姿を幼くする場面や年老いた姿にする場面が描かれていることから、年齢を操作する悪魔の実の力持っていると言われており、年齢的な問題はない

さらに、「ジュエリー」にはモデルとなった人物が存在しており、それは「アン・ボニー」という女海賊なのだ。「アン」の経歴を見ると、出産経験があることから、「アン」をモチーフとして描かれた「ジュエリー」も出産している可能性があるのだ。

 

2.エースとジュエリーの本当の関係

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「ジュエリー」に関する都市伝説は“ルフィの母親”だけではない。

「エース」と双子であるという都市伝説だ。

まず、「ジュエリー」のモチーフとなった海賊の名前を思い出してもらいたい。「アン・ボニー」だ。

次に「エース」の生まれた日のワンシーンを見てもらえばわかるが、「エース」の母である「ポートガス・D・ルージュ」は「ロジャー」が決めていたと言い、「エース」という名前を子供につけた。

この時に「ルージュ」は、“女の子なら「アン」、男の子なら「エース」、彼がそう決めていた”と言った。

この時、実は女の子も生まれていたのだとしたら、その女の子は「アン」という名前だっただろう。

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「ジュエリー」と「エース」が双子である確証はない。

しかし、「アン・ボニー」と「ジュエリー・ボニー」が同一人物であるのなら、「ジュエリー」と「エース」が2人とも「ロジャー」の子供である可能性は大いにある。

また、「エース」が生まれたのは「ロジャー」が死んだ1年3ヶ月後だ。

しかし、「ロジャー」は海軍が捕まえに来た際に父親らしい素振りを見せているのだ。

「エース」が生まれていないにもかかわらず、父親らしい素振りを見せていたということは、この時すでに1人の子供が生まれていた可能性は少なからずあるのではないだろうか。

だが、「ロジャー」が捕まったのが「エース」の生まれる1年3ヶ月前であるとするなら、その時すでに生まれていた可能性のある子供は6ヶ月ほどで生まれていたことになる。

早産なのだ。

だが、この問題はさほど重要ではない。「ジュエリー」の能力を思い出して欲しい。年齢を操作できる能力だ。

生まれてきた未熟児に「ロジャー」が悪魔の実である“トシトシの実”を食べさせたことで年齢を操作し、生き長らえさせたのであれば、その子供が生きていることも「ジュエリー」であることも納得出来る。

また、妊娠から6ヶ月ほどで生まれたのだとしたら、「ルージュ」が「エース」と「ジュエリー」を同時期に妊娠したことになるため、二人は双子ということになる。

 

3.クロコダイルは女性だった……

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この都市伝説だが、様々な根拠をもとに囁かれている非常に信ぴょう性のある都市伝説なのだ。

一つ目の根拠は右耳のみにつけられたピアスだ。

右耳のみのピアスには実際に意味がある。

男性ならば“ゲイの印”、女性ならば“優しさと成人女性の象徴”という意味があるのだ。

ゲイである可能性も否定はできないが、女性としての意味合いも否定することができない。

二つ目の根拠だが、『ONE PIECE』の0巻で強敵達の過去の姿が描かれている場面にて、「クロコダイル」のみが後姿で描かれていたという点だ。

正面でなく後姿が描かれているのなら、正面からの姿を見せられない理由があると考えるのが妥当だろう。

また、この時の姿を一つの可能性として、“女性の時の姿”と考えるのが妥当だろう。

そう考えると、後姿で右耳にピアスをしている光景が描かれていることにも合点が行く。

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また、作中にて「イワンコフ」は「クロコダイル」の弱みを一つ握っていると述べているが、「イワンコフ」が弱みを握っていることに十分な意味がある。

「イワンコフ」は“ホルホルの実”の能力者であり、人の様々なホルモンを操作することができる。もちろん、ホルモン操作によって性別を変えてしまうこともできるのだ。

よって、「クロコダイル」は「イワンコフ」み頼み込み、「イワンコフ」の能力によって女性から男性へと生まれ変わったという可能性は十分にあり、この事実を弱みとして握っているというのが世に噂される都市伝説だ。

さらに、全く根拠はないのだが、「クロコダイル」が女性であるのなら、「ルフィ」の母親である可能性もあるという都市伝説も出回っている。

 

4.黒ひげは3人いる!

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『ONE PIECE』という作品の中でも謎が多い強敵「マーシャル・D・ティーチ(通称:黒ひげ)」だが、彼にもやはり都市伝説が存在する。

「ティーチ」は“ヤミヤミの実”の能力者だと言われていた。

しかし、「白ひげ」が倒れた際に、「ティーチ」は一人一つという悪魔の実の制約を破り、彼の“グラグラの実”の能力を身に付けた。

この時多くの読者に疑問が芽生えた。

悪魔の実により複数の能力を得た場合、体が耐えられずに崩壊するとされているにもかかわらず、“なぜティーチは平気なのだ”という疑問だ。

読者の黒ひげに対する疑問を解決する都市伝説というのが、この“黒ひげ3人説”だ。

黒ひげが実は3人存在しており、3人をまとめて“黒ひげ”という一つの海賊であるのなら、悪魔の実によって“黒ひげ”が複数の能力を得ることは可能だ。

この都市伝説の根拠は2つある。

まずは黒ひげ海賊団のマークである。

船の帆に描かれたこのマークは髑髏が3つ描かれているものだ。

では、なぜ3つなのか。

それは、“黒ひげ”という一つの海賊が異なる3人で成り立っているからだ。

そう考えればマークについても、悪魔の実の能力の複数保有も納得いくだろう。

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もう一つの根拠だが、それは黒ひげの“歯”だ。

黒ひげは登場するたびに歯並びが違うといわれている。

別人であるのなら、歯が登場する時によって違っていたのだとしても納得ができる。

このことからも、“黒ひげ”が3人であるということができる。

 

5.黒ひげが食べた悪魔の身はヤミヤミの実ではなかった!

「ティーチ」についての読者の疑問を解決する都市伝説はもう一つ存在する。

“ケルベロスの能力説“だ。

ケルベロスという生物は空想上の生き物だが、その容姿は3つ首の犬であり、心臓を3つ持っているのだ。

もしも悪魔の実が“一つの命”に対して“一つの能力”を与えるものであるのなら、ケルベロスの特性を持っていれば3つの能力を得ることができることになる。

つまり、「ティーチ」が最初に食べたのは“ヤミヤミの実”ではなく、“ケルベロスの能力”を手に入れることのできる実なのではないかというのがこの説だ。

例えるのであれば、“イヌイヌの実”という名だろうか。

「チョッパー」が“ヒトヒトの実”を食べて獣人となっているのだから、逆の場合もあり得るだろう。

「ティーチ」の能力についての根拠だが、“3人説”同様に黒ひげ海賊団のマークがあげられる。

象徴として描かれているのは“三つの髑髏”だが、この髑髏はケルベロスを表していると捉えることもできる。

また、作中で「ティーチ」について“あいつの体は構造から人と違う”といった旨のセリフが存在した。

これは、ケルベロスの能力によって心臓が3つあることから、“体の構造が人と違う”と言われているのではないだろうか。

能力を複数保持できたことに関しても、ケルベロスの能力を得ていたのなら納得することができるだろう。

 

6.『ONE PIECE』はルフィが“眼帯”をつけるまでの裏物語

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作者の「尾田栄一郎」は、『ONE PIECE』の裏ポリシーというものを語っている。

それは、“一人も眼帯の海賊が登場していない”というものである。

さらに面白い事実を語っており、“皆の頭に固まった海賊のイメージがあるのなら、僕は少年がそこへ行き着くプロセスを書いてやろうと思った”と述べている。

“皆の頭に固まった海賊のイメージ”というのが“眼帯をつけた海賊”であるのなら、作者が述べている事は、少年(ルフィ)が眼帯の海賊になるまでの過程を描くという事になる。

つまり、『ONE PIECE』という作品において、物語の結末で「ルフィ」は眼帯をつける事になるのだ。

視力を失うのかは定かではない。

ただ、「尾田栄一郎」は確かに“皆の頭に固まった海賊のイメージがあるのなら、僕は少年がそこへ行き着くプロセスを書いてやろうと思った”と述べており、この言葉の隣には眼帯をした姿の「ルフィ」が描かれている。

これは作者公認の事実である。

 

7.片腕を失うゾロの裏設定

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麦わらの一味の頼れる剣豪の「ゾロ」だが、彼にまつわる都市伝説が出回っている。

「ゾロ」が片手を失うという都市伝説だ。

「ゾロ」にはモチーフとなるキャラクターが存在しており、それは「丹下左膳」というキャラクターだと言われている。

作者は「丹下左膳」が大好きだとも言われており、「ゾロ」が刀を口に咥えて戦うのも、「丹下左膳」を参考にしていると言われている。

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(写真の人物:丹下左膳)

この剣士は片目の剣士として有名であるのだが、思い返してみれば、麦わらの一味が1度バラバラになったあと、2年後に再開した際に「ゾロ」も片目の剣士となっていた。

ここまでモチーフにするほど「丹下左膳」を愛しているのだ。

ならば、今後「ゾロ」が「丹下左膳」と同じ末路を辿る可能性は大いにあるだろう。

そして、「丹下左膳」は片目だけでなく、片腕も失っているのだ。

「ゾロ」が「丹下左膳」をモチーフとして描かれているのなら、その末路は片手を失うものとなるだろう。

 

8.『ONE PIECE』2つの最終回エピソード

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長期に渡る連載により、様々な情報が入り乱れ、どんどん複雑な世界となっていく『ONE PIECE』だが、作品の最後は様々なパターンが想定されていて、都市伝説として囁かれている。

今回はいくつも都市伝説が出回っているラストシーンの中でも、有力視されている2つを紹介する。

 

①麦わらの一味みんなの夢が叶う

まず一つ目に語られる『ONE PIECE』のラストだが、それは少年漫画らしいハッピーエンドだ。

  • ルフィ…“ワンピース”を手に入れて海賊王となる
  • ウソップ…自らの海賊団を持ち、船長となる
  • チョッパー…世界最高の医者となり、多くの人々を救る
  • ナミ…世界地図を完成させて伝説の航海士となる

これらのように、麦わらの一味はそれぞれの夢を叶え、皆が無事、幸せになりましたというハッピーエンドが一番噂されており、読者が最も望んでいる結末だ。

麦わらの一味は冒険の中で様々な苦難に立ち向かったのだ。

報われても誰も文句は言わないだろう。

 

②子供に夢を託す最後

 

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もう一つ噂されるラストは、冒険が終わって数年後に「ウソップ」が子供達の前で一連の冒険譚を語り、信じてもらえずに子供達にバカにされていたところで麦わらの一味が現れるというラストだ。

最後の最後で「ウソップ」が“本当だっただろ?”と言って笑って終わる場面を想像することができる。

ただ、この人物は「ウソップ」でなくとも、別の誰かが思い出を子供に語るという終わり方を迎えることもあるだろう。

そう、例えば、「ルフィ」が「シャンクス」のように田舎の小さな村で子供に話をして、「ルフィ」がそうしてもらったように、子供に麦わら帽子を託して終わるなんてこともあるだろう。

どちらにしろ、この説もハッピーエンドであることには変わりない。

 

9.まとめ

本記事に記載されている都市伝説は、数多く囁かれている『ONE PIECE』の都市伝説の中のほんの一握りである。もちろん、推測は人によって異なったものとなり、話の解釈も異なったものとなる。

ただ、この記事を見たことで、少しでも『ONE PIECE』という一つの作品に興味を持ってもらうことができ、より深く没頭していただけたら幸いだ。

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