ゲゲゲの鬼太郎の都市伝説9選!ちょっと怖いストーリーや噂を紹介!

時代を越えて、多くのファンに愛され続ける妖怪アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』。

亡くなった母から生まれ、父親は目玉おやじであるなど、数奇な運命の少年である。

 

モデルは水木しげる氏の甥だったとされ、紙芝居『墓場奇太郎』からヒントを得たともいわれている。

今回はそんなゲゲゲの鬼太郎のちょっと怖いストーリーの噂や都市伝説を紹介しよう。

 

①鬼太郎の左目は?

長い茶髪で隠れた鬼太郎の左側の目については、目玉親父が左目なのでは?と予想する人も多かったが、

実際には鬼太郎の左目と目玉のおやじは全く関係がない

 

本当の理由は「おかしな奴」の中で語られており、鬼太郎は左目を墓石にぶつけてなくしてしまったそうだ(なぜ墓石にぶつけたのかは後述)。

なんとも悲しい設定である。

 

②幽霊族って?

鬼太郎は幽霊族の父と人間の母の間に生まれた。

 

穏やかな性質の幽霊族は、人類誕生により追いやられてしまう。

また、妖怪と人間の結婚は禁じられており、人間の岩子と結ばれて身を隠して暮らしていた鬼太郎の父は、売血で日々をしのいでいた。

 

しかしその血を輸血された人間は幽霊化。鬼太郎のお父さんは、血液銀行の水木には本当のことを話している。

この水木が鬼太郎誕生時に化け物と思って投げてしまい、鬼太郎は墓石に顔をぶつけるのである。

 

③ねずみ男の不思議な本名!

卑屈な顔立ちと憎めないキャラで人気のねずみ男。

ねずみ男は愛称で、本当の名前はちゃんとべつにある。その本名というのは「根頭見ペケペケ」。

 

ペケペケ、とは何とも可愛くてちょっと間抜けな響きだが、パプアニューギニアのトライ族の言葉からとったのだとか。

 

作者の水木しげる氏は戦争体験を持つお方だが、兵士であったときの記憶を残すためにキャラクターに現地語の名をつけたのだという。

ペケペケの意味は「う○こ」らしいが、それもユーモアなのかもしれない。

 

④「地獄流し」の恐怖!


鬼太郎は、人間を地獄に落としたことがある。

強盗を働いた悪人を無間地獄に送った回がアニメにはあり、視聴者の子どもたちに勧善懲悪を示しているのだ。

 

シリーズを重ねるごとに絵柄は現代風になり、おどろおどろしさよりも可愛さが前に出ていることもあるが、

やはり教訓を含んだアニメであり、悪人には容赦ないのである。

 

⑤目玉おやじが鬼太郎のお父さん?


原作では幽霊族とされる鬼太郎のお父さん。

 

死の際に目玉に魂を宿らせ、目玉だけの姿になって鬼太郎のそばにいるように……ということだったが、

 

「毛目玉」という目玉族の妖怪と親類だったりして、目玉おやじは本当に鬼太郎のお父さんなのか物議をかもすことも。

すでに500年以上生きていて、知識も豊富。目玉だけの姿でありながら食事もするし酒も飲む。四肢は視神経であるらしい。

 

また、元の姿は銀髪のイケメンとして最近のアニメに登場し、その強さも併せて話題になった。

目玉だけになっても勇敢に戦い、息子に助言を与える姿は、いつの時代も変わらない親の愛の具現化かもしれない。

 

まぼろしの汽車という強力な技も使う目玉のおやじは、妖怪の中でもかなりの力を持っていたといえるだろう。

 

⑥鬼太郎の母「岩子」とは?


アニメでは第三作まで出てこない鬼太郎のお母さんは、鬼太郎を生む前に病死。

鬼太郎は死後の母の身体から誕生した。

 

岩子という名の母だが、四谷怪談のお岩さんの親類であり、人間だったらしい。

原作では、灰壺に入って鬼太郎をそばから見守っている。両親ともに息子への愛が深いのだと感じさせてくれる。

 

⑦トラウマ回「足跡の怪」


神隠しに関係があると考えられる巨石「タイタンボウ」。

 

研究者たちがそれを削って持ち帰るのだが、祟りにより身体が溶けてなくなっていく。

そしてしまいには血の足跡だけを残して消えてしまう、というストーリー。

 

第二シリーズの放送で、当時観ていた子どもたちに根深い恐怖を植え付けたとして今もネットで語り継がれている。

最近の放送規制で恐ろしい場面は放送できなくなっているが、人間の欲深さや醜さを伝える話であり、第六期でもリメイクされて話題になった。

 

⑧すっかり可愛くなった猫むすめ


鬼太郎とともに行動する女の子キャラとして知られるねこ娘。

どんどん顔だちが変わっていき、最近では体型もすらっとしたモデルさんみたいになっている。

 

背もだんだん高くなって、8頭身だとうわさに。

キャラ萌えでアニメを観る層も多い時代なので、視聴者目線の工夫がこらされているのかもしれない。

 

シリーズによって接し方は変わるものの、世話を焼きながら鬼太郎に想いを寄せている姿が可愛いキャラである。

 

⑨砂かけばばあと子泣きじじい


妖怪アニメにはお年寄りキャラも登場することが多く、砂かけばばあと子泣きじじいは古くから親しまれている。

 

最近のシリーズでは二人のキスシーンも描かれた。

子泣きじじいは砂かけばばあのアパートに住んでいるものの家賃は滞納しているようである。

 

この二人はともに3000年近く生きており、若者に引けをとらない活躍ぶりで齢化社会に希望を与える存在かもしれない。

また、砂かけババアは二宮金次郎を「ニノ」と呼ぶなど、社交的である。

 

まとめ

人間のエゴを鋭く描き、水木しげる氏の作風を活かしながら現代の社会問題にも切り込んでいくアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』。

新たな視聴者を増やしながら、今後も長く愛されていくことだろう。

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