3.11以降に当たり前になった”緊急地震速報”
2011年に起こった地震によって3.11の東日本大震災の時に緊急地震速報を知った人が多いとは思いますが
その時に流れた緊急地震速報をテレビやスマホ等でリアルで聞いた方は多いと思いますが
あの音ってこんな音でしたね
ーチリンチリンチリンチリン緊急地震速報です強い揺れに警戒して下さいー
この音を聞くだけでトラウマレベルと思います。聞くだけで嫌だな怖いなって感じると思います
緊急地震速報音源▼
緊急地震速報の音声なので公共の場所で聞くのはお勧めできません。
気分が悪くなる方はご注意ください(自己責任で再生をお願いします。)
緊急地震速報の音はなぜこの音に決まったのか?
ではなぜこの音に決まったのか?不思議だと思う人も多いと思います。
実は元々NHKが東大の名誉教授に開発を依頼しました。また依頼するにあたってNHKの条件がありまして
- 雑音の中でも聞こえる音
- 老人でも子供でも気づける音
この条件を元にとある東大の名誉教授に音源の作成を依頼したんですね
それで作る過程の話になるんですが”とある日本人の作曲家”作った曲を参考に作りました
元々の音源はコレ▼
この曲はなんの変哲もないクラシック音楽ですので気軽に聴いてもらって構わないです。
聴いた感じ「ん?全然緊急地震速報と似てないじゃん」と思うくらい
ただのクラシック音楽にしか聞こえません。
この曲のを参考に作ったといっても曲調を真似た訳では無く、この曲の5つの和音を拾って重ねて曲調を変えたりスピードも変えたりしたりして
あの緊急地震速報の警報音を作りました。
和音とは、同時に3つ以上の異なる音が鳴っている状態です
緊急地震速報の音の他の候補
実は緊急地震速報の警報音を作成にあたって色んな候補があったんですね。
その中の一つはこの曲▼(ゴジラのテーマ曲)
この曲冒頭のクラシック音楽と似てませんか?実はこのゴジラの曲と冒頭のクラシックの曲を作曲した人は同一人物だったんです。
同じ日本人の作曲家が作った曲になります。
さらには緊急地震速報の警報音を作った東大の名誉教授という方の名前が伊福部達さん(いふくべとおる)って方なんですが、
実はこの緊急地震速報の警報音を開発した伊福部達さんの叔父にあたる伊福部昭(いふくべあきら)さんて方なんですが、
その叔父に当たる伊福部昭さんが冒頭のクラシック音楽とゴジラのテーマ曲を作った作曲家さんだったんです。
これはどういうことかというと、伊福部昭さんの甥っ子に当たる伊福部達さんなんですが、元々幼い時から叔父さんの曲を聴いてた訳です。
ゴジラのテーマ曲も知っていた訳です。
地震がくる=大地震が来る=ゴジラのテーマ曲と脳内変換してしまい「この曲しか無い」と合致してしまったそうです。
こうして緊急地震速報の音源が作られました
聴いてはいけない音源”国民保護サイレン”
ここから先に紹介する音源は自己責任で再生ボタンを押して下さい
冒頭で紹介した音源の緊急地震速報以外は、クラシック音楽とゴジラのテーマ曲だったりと若干ゆったりしましたが、
ここから紹介する音源は再生ボタンを押す際は周りに人がいない事を確認して試聴することを推奨します
緊急地震速報の警報音はチリンチリンといった警報音ですが、スマホから鳴る警報音は違いますね。
スマホから鳴る警報音(緊急地震速報警報音スマホ版)▼
国民保護サイレン音源
ここから先紹介する音源は本当に自己責任で音源を確認してください。
ここから紹介する音源というのが国民保護サイレンという警報音になります。
実はNHKは国民保護サイレンという音源を持っています。この警報音というのはどういった時に使用されるかというと”有事”の際に使用されます
有事といってもピンとこないと思いますので簡単にいうと”日本以外の外国からミサイルが飛んできて戦争状態が発動したら”この警報音が流れます
国民保護サイレン▼(自己責任で再生ボタンを押して下さい)
※結構特殊な音です
音源を再生出来ない人の為に、どんな音かというと「うおーーーん、うおーーーん」て感じのなんか気味の悪い警報音です
聴いてみると分かるんですが色んな音を組み合わせた感じで不協和音に近くて聴いてて気味悪いです。
この音源がもしテレビから流れてきた時は戦争が始まったと自覚して下さい
これはあくまでも仮定な話なので一つの知識として持っていただけたらと思います
信じるか信じないかはアナタ次第です