ドラえもんで単行本に出来ない話が存在していた?連載当初はかなりブラックジョークだった・・

早速ですがここからブラックドラえもんの話をしていきます

独裁者ボタン|どくさいスイッチ

どくさいスイッチ
どくさいスイッチ

 

この話はどんな話かというと、のび太がドラえもんにワガママを言って出してもらった道具で独裁者ボタンって道具のお話です。

ざっと話しましたが、もうちょっと詳しく・・・

のび太「ドラえも〜んジャイアンにイジメられたから新しい道具だしてよ」といった感じでいつものパターンです。

そこでドラえもんが出した道具は「独裁者ボタン」という道具です。

独裁者ボタン

嫌いな人の名前を言ってボタンを押すとこの世から消えてしまいます

漫画では「どくさいスイッチ」と表記されています

 

独裁者ボタン恐ろしすぎ、ヒトラーでもある程度手順踏んでたと思います。

この独裁者ボタンを手に入れたのび太は次々と気に入らない友達や家族までも消していきます。
今日はジャイアンにいじめられたから消しちゃえ!!ボタンポチ!!

今日はしずかちゃんにに振られたから気に入らないから消しちゃえ!!ボタンポチ!!

学校のテストが悪くてのび太のお母さんに叱られて気に入らないから消しちゃえ!!ボタンポチ!!

全部消しまくって身の回りにいるすべての人間を消してしまいのび太は一人ぼっちになってしまいます・・

最終的にのび太は周りに人がいなくなって初めて孤独の寂しさに耐えかねて泣き出します

 

のび太「うえーーん寂しいよ」と泣き出します

この回のオチは、ドラえもんが遠の電柱の影から「独裁者ってのも寂しいもんだろ?」と言って終わります

実はこの回は単行本になっていて見ることが出来ます。この回は揉めに揉めてなんとか単行本化になったので見ることが可能です。↓この第15巻です。

どくさいスイッチに関してはYou Tubeでも見ることが出来ますのでGoogle検索で見て頂ければと思います

次の話がヤバイっすね単行本にならなかった話・・・

単行本にならなかった話|バラバラボタン

※この話は当時掲載されてたコロコロコミックでしか確認することしか出来ません

この話は単純にNGだと思いますが一応概要を話します

いつものごとくのび太は無いものねだりです。それをドラえもんにねだりバラバラボタンを使わせてもらい自分の普段の能力以上の事を得ようとします

そこで出したドラえもんの道具が「バラバラスイッチ」という道具なんですが・・

これがかなり厄介な道具なんです

このバラバラスイッチという道具は自分の劣る部分と優秀な部分を部分的にボタンひとつで交換出来るという代物なんです・・

主役はのび太なのでのび太中心に進んでいきます。のび太は万年0点なので出来杉君の頭がほしい!!交換します!!
ボタンポン!!

ジャイアンみたいに強くなりたいよ!ジャイアンの腕と交換する!!ボタンぽん!!

スネオみたいにラジコン操縦上手になりたいからスネオの指と交換する!!ボタンぽん!!

足速くなりたいから犬の足と交換する!!ボタンぽん!!

こんな事繰り返してたらとてもじゃないけれどこの世の物とは思えない姿形になるわけです。この回のオチはまたブラックドラえもんが「欲張りすぎるのもよくないだろ」と言って終わります。

が・・・これはさすがに単行本なることはありませんでした。

小学館NGですね・・

これは見たい場合は国立図書館に行くか、見ようと思えばドラえもんを研究している茨城県の専門家が全記録持ってるらしくその方が持ってるらしいです

コレばっかりは僕も確認出来ていないので国立図書館で確認して情報提供してくれる方求めます!!

※問い合わせからお願いします

そもそもブラックドラえもんが生まれた経緯

現代のドラえもんといえば結構ポップなイメージが当たり前ですが、実は初期のドラえもんて結構ブラックなお話が存在しています。

ドラえもんの作者といえば藤子・F・不二雄さんですが、もともと現代の作風ではなかったんですね

藤子不二雄

ドラえもんを筆頭に、「お化けのQ太郎」「パーマン」も代表作であります

小学館の漫画といえば藤子不二雄ですがネームに結構な変更があります。

そもそもは安孫子と一緒に活動してたのもあり藤子不二雄と名前で活動、コンビ解消後藤子不二雄という名前に改名

その後トキワ荘の仲間だった石ノ森章太郎の助言で「藤子・F・不二雄」に改名しました。

実は当時の(ドラえもん初期)藤本弘先生はかなり悩んでいて当時の相方、藤子不二雄Aさんに相談したところ「こうゆうアプローチもいいんじゃない?」とアドバイスしたのが当時「笑うセウ売るすまん」描いてた社会的ブラックジョークを描いてた藤子A(あびこ)さんのアドバイス通りに描かれたのが初期のブラックドラえもんが出来た由来といわれています

信じるか信じないかはアナタ次第です

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