ファストフード業界として日本全国そして世界各国に広まり、人々に親しまれているのがマクドナルドである。会社名のMの文字を掲げた看板は、街中でもよく見掛けられる。
価格がお手軽でありながらも量はあるので学生や若者など、所持金は少ないが食欲はあるという人々からは絶大な支持を得ている。
また、ハッピーセットという玩具がオマケとして付いてくるメニューもあり、子どもにも人気がある全国チェーン店なのだ。
マクドナルドのイメージキャラクターには「ドナルド」という名前の、成人男性のピエロのキャラクターがいる。
真っ赤な髪に白塗りの顔、そして大袈裟なまでに大きく形取られた口はコミカルな印象を与えると共に少し不気味な印象も受けることだろう。
世間では、そんなドナルドに関する都市伝説が存在しているのだが、その都市伝説はとても恐ろしい内容である。
ドナルドの本当の姿は…
マクドナルドのCMにて、ドナルドが「ランランルー!」と言う謎の言葉を発したという事があった。ちなみにこの言葉を発する際は、両手を上へ掲げるという動作が伴うようだ。
この言葉が不可解であるということから、子ども達の間で面白半分に付けられたのが「洗脳説」である。
ランランルーの掛け声を利用して、子どもの思考を操作しようとしているという恐ろしい説だ。
この話が口コミとして全国的に広まり、子ども達の間でドナルドには恐怖の対象としてのイメージが定着してしまったのだ。
ちなみに公式においてのランランルーという言葉には、このような怖い意味は含まれず楽しく前向きな意味である。
ハンバーガーにネズミの肉を使用している…?
マクドナルドは過去に一度だけ「ネズミの肉を使用している」という内容で訴えられた事がある。しかもその訴えを発言したのが、全世界で大人気のキャラクターであるミッキーマウスだというのだから更に驚きだ。
訴えの詳しい内容は「マクドナルドがネズミの肉を使用している所為で仲間のネズミが悲しんでいる、これは全てドナルドの所為だ」というもの。更にはこの訴えが裁判所に正式に受理され、実際に裁判まで行われたのだ。
しかし、これは全て宣伝のためにディズニーとマクドナルドが結託して行ったジョークである。当然、マクドナルドで製造・販売されている商品にネズミの肉が使われているという事実も全くの嘘だ。
とはいえ、いくらジョークとは言っても本来は嘘を吐くことが許されない裁判所という場所による演出。やはり実際に裁判を起こすというのは少々やり過ぎであるのではないか…というような気もしなくもない。
故に、当時はこれが本当の話だと信じ込んでしまう人も居たため、現在でも「ネズミの肉を使用している」という説がネット上などで取り上げられる要因ともなっている。