第三次世界大戦の予言は本当?恐怖の第三次世界大戦の予言5選

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人類はこれまで二度の世界大戦を経験し、いまなお世界中でテロや内戦が続いています。

冷戦時代には、核兵器が三度目の世界大戦=「第三次世界大戦」の発生を防ぐ抑止力である、という考え方もありましたが、それは裏返して言えば、もし次の世界大戦が起きてしまえば、それは熱核兵器の応酬による世界の破滅が到来することを意味している、とも言えるでしょう。

果たしてこの先、第三次世界大戦が起こることはあるのでしょうか?

ここでは、恐怖の第三次世界大戦の予言5選について紹介して参りましょう。

 

1.第三次世界大戦はどんな戦争か?想定された3つのシナリオ

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実は「世界大戦」という言葉、もしくは概念には、明確な定義付けはありません。

「世界大戦」という名前自体、その戦争が終結した後に、戦争全体を称してそう呼ぶようになったものに過ぎないのです。

よって、次に起こることが想定される「世界大戦」=「第三次世界大戦」が”どのような”戦争になるかは、見る立場によって大きく異なってきます。

これまでに想定された「第三次世界大戦」には、どのようなシナリオがあったのでしょうか?

 

①アメリカ合衆国vsソビエト社会主義共和国連邦

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ヤルタ会談におけるポーランドの扱いをめぐり、アメリカとソビエトの対立が起こった1945年に端を発し、ベルリンの壁の崩壊を経て、アメリカのジョージ・H・W・ブッシュ大統領と、ソビエトのミハイル・ゴルバチョフ共産党書記長の会談によってその終結が宣言された1989年までの44年間を「(東西)冷戦」と呼びます。

「冷戦」時代においては、第三次世界大戦はアメリカとソビエトという2つの超大国の全面戦争を中心として起こるものと考えられていました。

1962年には、カリブ海に位置するキューバ共和国にソビエト軍が核兵器を持ち込んだことが発覚したところから、アメリカとソビエトの緊張が高まり、全面核戦争寸前の状況にまで至った「キューバ危機」が起こっています。

1991年、ソビエト社会主義共和国連邦は崩壊、冷戦を担った超大国のひとつは消滅しましたが、アメリカとロシアの対立構図は今なお続いており、冷戦の影響が完全に消えたとは言えない状況です。

「冷戦」そのものが、実は第三次世界大戦であった、という見方も存在します。

 

②対テロ戦争

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冷戦終結の後、新たな武力的対立構造として現れてきたのが、テロリズムとの戦いです。

テロリズムが台頭してきた背景には、冷戦によって抑制されていた世界各地の紛争が、冷戦構造という箍を失った結果活性化した、という皮肉な一面があります。

2001年9月11日、アメリカで発生した同時多発テロ事件によって、アメリカ政府対イスラム系テロ組織との対立が明確化、

これによって、アフガニスタン紛争やイラク戦争といった軍事衝突が発生することになりました。

これら一連の戦いは「対テロ戦争」と位置づけられ、これらの戦いを総称して第三次世界大戦とする意見があります。

この視点に立った場合、世界は今現在、第三次世界大戦の真っ只中にあると言えるでしょう。

 

③金融経済戦争

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「戦争」を拡大解釈し、敵国に侵攻して占領する行為そのものを戦争と呼ぶことができるとすれば、なにも武力による衝突だけが戦争の手段ではありません。

ことに資本主義経済においては、自国の金融資本力に物を言わせ、武力を用いず合法的に相手の経済力を支配することも可能です。

冷戦後に展開する、世界規模の金融資本競争を戦争になぞらえ、これを「第三次世界大戦」とする考え方もあります。

 

2.来るべき第三次世界大戦 5つの予言

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一般的に、「第三次世界大戦」と言えば”熱核兵器による全面戦争”のように、大量破壊と殺戮によって文明を崩壊、あるいは衰退させるような戦争……言い換えるなら『最終戦争』という印象を抱く人は少なくないでしょう。

前述の通り、すでに「第三次世界大戦」は起こっている、と見る考え方も存在しますが、幸いにもそれは、私達の生活を根底から破壊してしまうような全面的な戦争というものは、2017年現在においては発生していません。

しかし、未来においてもそれが起こらないという保障はどこにもありません。

現に、第二次世界大戦の終結の後も、人類は「キューバ危機」を始め、幾度も世界大戦勃発の危機を経験しています。

次にそのときが訪れたとき、今度も戦争の勃発を防げると断言できる人はどこにもいないでしょう。

果たして、これから先の未来に、どのような形で第三次世界大戦が起こりうるのか、想定される5つの「予言」を紹介いたしましょう。

 

①日米英連合軍vs中国・朝鮮同盟軍

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2000年11月、アメリカのネット掲示板に現れた「ジョン・タイター」を名乗る人物は、自らを2036年の未来からやってきた未来人であると称し、数々の予言的言動を残しています。

ジョン・タイター以降も、未来人を名乗る人物がネット掲示板に現れる現象は続いており、それは日本でも同様です。

2013年10月、ネット掲示板「2ちゃんねる」に2058年の世界からやってきたと自称する「原田」という人物が現れ、話題を呼びました。

その「原田」なる人物が「第三次世界大戦」についての予言を残しています。

彼によれば、2021年に日本・アメリカ・イギリスの連合軍と、中国・朝鮮の同盟軍との間で戦争が勃発し、その戦争は3年間にわたって継続するといいます。

ただ、この戦争では熱核兵器は用いられず、結局戦争は日米英連合軍の勝利で終結します。

ロシアはこの戦争には参加せず、戦後、新しい世界秩序が建設されることになります。

 

②宗教戦争

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アメリカ南北戦争の時代に、南部連合の将軍として参戦したアルバート・パイクという人物がいます。

彼は秘密結社フリーメイソンに所属していたと言われますが、そのアルバート・パイクが1871年、イタリアの政治家であるジュゼッペ・マッツィーニに送った書簡において、後の時代におこる「三度の世界大戦」に触れています。

書簡には、一度目の世界大戦はロシアを倒すために、二度目の世界大戦はドイツを倒すための戦いであると書かれており、それぞれ第一次世界大戦と第二次世界大戦を示していると言われています。

そして、同じ書簡に、宗教の対立によって起こる、三度目の世界大戦が示唆されています。

その戦争がいつ起こるのか、具体的な時期に関する記述はありませんが、その戦争に勝ち残った宗教が世界を統一するとされています。

 

③西側連合軍vsロシア・中国連合軍軍

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世界的にも多大な影響力を持つアメリカ人投資家、ジョージ・ソロス氏も、将来起こりうる「第三次世界大戦」を予言しています。

彼の予言によれば、まずアメリカと中国との間に原油価格を巡る対立が生じ、後からこの対立にロシアが関与することになります。

アメリカを始めとする西側諸国と、中国、そしてロシアの対立は激化し、やがてロシアと中国は連合軍を形成するに至り、遂に「第三次世界大戦」が勃発します。

ソロス氏自身は戦争がおこる期日について明言していませんが、「Xデーはそう遠くない」とも述べており、近い将来、「第三次世界大戦」が勃発する可能性を示唆しています。

 

④技術的特異点(シンギュラリティ)とAIの反乱

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2017年8月2日、Facebookが実験を行っていたAI(人工知能)が、人間には理解できない独自言語で対話を始めるということが起こり、そのAIが停止させられたというニュースがネットに流れ、話題を呼びました。

AI技術が進化し、人間の制御能力を超えて自ら人工知能を作り始める現象が起こる時点を「技術的特異点(シンギュラリティ)」と呼びますが、このシンギュラリティの結果、自我を持ったAIが人類に反乱を起こすという、新たな「第三次世界大戦」のシナリオの可能性が考えられています。

中国の大手電子商取引の大手企業であるアリババ・グループの会長であるジャック・マー氏は、人類史における二度に渡る技術革新が二度の世界大戦を引き起こしたように、第三の技術革新となるシンギュラリティが第三次世界大戦を引き起こす可能性を示唆、これを警告しています。

予想によれば、人類の能力を上回るAIと人類との戦いは凄惨を極め、人類の文明は壊滅し、ほぼ絶滅の運命をたどるとされています。

 

⑤石と棍棒で行われる「第四次世界大戦」

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「一般相対性理論」でその名を知られ、原子爆弾開発のきっかけを作ったともされる人物、アルベルト・アインシュタイン博士

彼はあるインタビューで「第三次世界大戦が行われるとすれば、どんな兵器が用いられると思うか?」という質問に対し、こんな回答を残しています。

「第三次世界大戦のことは分からないが、第四次世界大戦についてはわかる。それは石と棍棒を持って行われるだろう」

アインシュタイン博士のこの言葉には、第三次世界大戦がどのような形で行われようと、その結果文明が崩壊し、人類が原始時代レベルに逆戻りすることへの警告が含まれていると考えられています。

 

まとめ

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核兵器を使うにせよ、使わないにせよ、来たるべき第三の世界大戦が、人類に与えるであろう影響の大きさは容易に想像することができます。

そのような絶望的な状況が現実に訪れることがないよう、心から祈るばかりです。

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