都市伝説。。。
その言葉には人々の興味を引きつけて止まない何かがある。
そこに人々はロマンや畏怖をを感じるからだろう。
そして、都市伝説には多くの恐ろしい話が存在する。
ここでは、怖い話にまつわる都市伝説!身の毛もよだつ11の恐怖について紹介しよう。
身の毛もよだつ恐怖の世界へあなたを案内しよう。
- 決して人に言えない戦慄の仕事!死体洗いのアルバイト
- 地獄へ続く深夜のドライブ!恐怖の同乗者
- あなたはもう一人で眠れない!ベッドの下に…
- 地下に広がる悪夢の世界!下水道に巣食うワニ
- あなたも食べているかもしれない?ミミズバーガー
- 突然襲い来る悪夢!めり込んだ死体
- 内側から忍び寄る死の恐怖!虫に食われた人
- 神の使いか悪魔の使者か?南極の「ニンゲン」
- 偶然が招いた悪魔!驚愕の犯人の正体
- 三回唱えると彼女がやって来る!ブラッディマリー
- 伝説的な恐怖!誰もが知る恐怖の口裂け女
1.決して人に言えない!死体洗いのアルバイト
これは数十年以上前から語り継がれている都市伝説である。
大学の医学部では遺体解剖のカリキュラムがある。
そのカリキュラムで実際に本物の死体を使い解剖の実習をするのだが、実習に先駆け解剖される死体を洗い洗浄するアルバイトがあると言う。
この死体洗いのアルバイト代はかなり高額と言われていて、中には洗い終えた死体をアルコールが満たされたプールに沈め、時々浮き上がってくる死体を沈め直す作業を一晩中繰り返すアルバイトの話もあるのだ。
アルコールは元々揮発性が高く蒸発しやすい為信憑性は低いが、この話はベトナム戦争で死亡した米兵の死体を洗うと言うバージョンも存在する。
更にこのベトナム戦争で死亡した米兵の死体バージョンには、戦争で負傷しもげた死体の手足や傷口を縫い合わせたり化粧をすると言った内容のバージョンも存在している。
流石にアルバイトでそこまで出来る権限は無いと思うが、実際に遺体を入浴させる仕事は存在するのだ。
「湯灌(ゆかん)」と呼ばれ、葬儀の際に必要に応じ遺体を入浴させ洗浄するのだ。
これはアルバイトでも可能な場合がある。
もし自分が死体洗いのアルバイトをするとしたら一体どの様な気持ちになるだろうか?
そこに知り合いや身内の遺体が運ばれてきたら…考えただけでもゾッとする話だ。
2.悪夢へ続く深夜のドライブ!恐怖の同乗者
これも古くから存在する恐怖の都市伝説である。
アメリカでは国土が広い為荒野にポツンとガソリンスタンドがある事がある。
ドライバーは必要に応じてその様なスタンドで給油し広い国土を移動するのだ。
深夜の田舎道。
ある女性が給油の為荒野にあるガソリンスタンドへ立ち寄った。
店内から男性が現れ給油を始める。
給油が終わり車の窓越しに女性から現金を受け取ると、男性は釣銭を取って来ると店内へ消えてゆく。
しばらくすると男性は戻ってきたのだが、突然手に持ったハンマーで車の窓を叩き割りドアのロックを開け、無理矢理女性を外へ引っ張り出した。
パニックに陥る女性を強引に店内に連れ込む男性。
あわや暴行かと思いきや店内に入った男性はドアの鍵を閉めると急に態度を変え、女性に自分の無礼について謝罪を始めた。
そして真面目な顔で「あなたの車の後部座席にナイフを持った男がいたんだ」と話す。
付近ではひとりで車を運転する女性の刺殺事件が相次いでいたのだ。
これも有名な怖い都市伝説であるが、アメリカではこの話の元になった実際の事件が起きていたのかも知れない。
猟奇的な殺人事件が多発する国では現実に起こりうる話でもあるのだ。
一人で車の運転をしていると、背後の誰もいないはずの後部座席が気になりだしてくる。
そこに誰もいない事を願うばかりである。
3.あなたはもう一人で眠れない!ベッドの下に…
日本ではアメリカのガソリンスタンドでの都市伝説に似たこの様な話がある。
大学生のA子は大学の近くのアパートで一人暮らしをしていた。
親元を離れ快適な大学生活を彼女は楽しんでいる。
その日は友人のB子を自分の部屋へ案内し、二人で長い夜を語りつくす予定でいたのだ。
年頃に女性同士で会話も弾み刻々と夜は更けてゆく。
と、A子は一瞬姿見を見たB子が会話を止めた気がした。
そのすぐ後にB子は「A子、ちょっとコンビニに買い出しに行こ」と半ば強引にA子を外に連れ出す。
そしてB子は「ベッドの下に刃物を持った男がいた」とA子に伝えた。
その後二人の通報により駆け付けた警官にベッドの下の男は逮捕されたと言う。
もしB子の機転がなかった場合、二人はどうなっていたのだろうか?
ストーカーや空き巣の間では仲間だけが分かる暗号を玄関の隅などに書き記し連絡を取るらしい。
あなたの部屋も既に狙われているかも知れないのだ。
4.地下に広がる悪夢の世界!下水道に巣食うワニ
都市の地下に迷路のように張り巡らされた下水道。
普段人の目に触れない下水道にも都市伝説は存在する。
ペットして飼われていたワニの子供が、飼い主に飽きられトイレから流され捨てられてしまった。
ところがそのワニは下水道内で生き延び、巨大に成長し、下水道の主になっていたと言うのである。
事実下水道内は暖かく、ワニのエサになるネズミも沢山生息している。
1990年代には公園の池でワニの目撃が頻発し、付近の住民を不安に陥れている。
考えられない場所である日突然巨大なワニに出くわす可能性は否定出来ないのだ。
年間何人もの行方不明者が出るらしいが、彼らの中には運悪くあり得ない場所で巨大生物に出合ってしまい捕食されてしまった者もいるかも知れない。
そんな不運には見舞われたくないものだ。
5.あなたも食べているかもしれない?ミミズバーガー
某ファーストフードのハンバーガーには決して知られてはいけない秘密がある。
それはハンバーガーの肉にミミズを使用していると言うものだ。
それを店員に尋ねると別室に連れて行かれ数万円の口止め料を渡されると言う。
組織ぐるみの犯罪行為と言えるがその様な事実を隠蔽する方がリスクが高くつくだろう。
ミミズに見えたものは牛の血管が残ったものとする説や、実際にミミズの肉を使用すると牛肉よりコストが高くなる等もっともらしい否定意見もある。
しかし、食品偽造事件が相次ぐ昨今の世の中ではとんでもない事実が隠蔽されている可能性も否定しきれないのだ。
コカ・コーラの原料は人間を簡単に溶かす等も世間で広まっている食品関係の黒い噂だが、全てはただの噂話である事を願うばかりである。
6.突然襲い来る悪夢!めり込んだ死体
深夜に国道を走る大型トラック。
積載した搬送物を定刻までに送り届けるため猛スピードを出している。
するとドン、と何かにぶつかった様な衝撃が感じられた。
しかし急いでいた運転手はそのまま先を急いで目的地の倉庫まで辿り着いた。
その倉庫で運転手が見たものはトラックの正面にめり込んだ少女の無残な姿だった…
頭によぎるイメージは恐ろしいがトラックに少女の体がめり込むとは物理的にあり得ないであろう。
深夜に少女がひとりで国道にいた事も不自然である。
しかし現実の話として飛び込み自殺をした人物の遺体の一部が数キロに渡り電車に引きずられた事件があるのだ。
たまたま利用した駅のホームで、そんな遺体と対面したくはないものだ。
7.内側から忍び寄る死の恐怖!虫に食われた人
虫に関する都市伝説を紹介しよう。
あるテレビ番組で虫やミミズを食べる男が紹介された。
その男は番組内でゴキブリを食べたのだが、その後しばらくして体調の不良を訴え意識を失い病院へ搬送される。
間もなく男は病院内で死亡し、死後に解剖された男の胃から大量の生きたゴキブリが見つかり、男の胃は内側からゴキブリに食い尽くされていたのだ。
確かにゴキブリは強い生命力がある昆虫だが、人間の体内で繁殖出来る程の生命力は無い。
しかし、海外で行われた虫を食べるイベントでゴキブリやヤスデ等の虫を100匹以上食べた人物がその後死亡した例が実際にあるのだ。
これはゴキブリに内臓を食われたのではなく、ヤスデが持つ毒を大量に摂取した為と言われている。
ゴキブリや毒を持つ種類の虫はご免だが、実は昆虫はバランスよく栄養が含まれている完全栄養食と言われているのだ。
見た目も加工してしまえば気にならないかも知れない。
将来食糧難が訪れた際、虫は我々の救世主になるのかも知れない。
8.神の使いか悪魔の使者か?南極の「ニンゲン」
未確認生物の中でもその姿かたちの不気味さが群を抜いている存在がいる。
その名もニンゲンである。
真っ白な体色をしており、その名の通りまるで人間の様な頭部や腕がある謎の生物で、ネット上でも多くのニンゲンの画像が確認出来る。
しかも体調は数十メートルと巨大で海上から浮かび上がったその巨大な上半身は虚無的で見るものを不安に陥れる。
その正体には未知の巨大生物説や妖怪説等様々だが、グーグルアースでニンゲンとおぼしき謎の生物らしき画像が発見された事もある。
また、アニメ「エヴァンゲリオン」に出て来る「第一使徒アダム」は南極で発見された。
アダムとは旧約聖書、創世記に出て来る最初の人間の事である。
南極に存在するとされるニンゲンと最初の人間アダム。
そしてその名を冠した第一使徒アダム。
これらの間に奇妙な符号性を感じるのは私だけだろうか?
時にアニメや映画には世界の真実の姿が隠されて表現されていると言う説があるが、もしかしたらエヴァンゲリオンの作者はニンゲンの正体を知っているのかも知れない。
そしてその正体は我々人間の創造に深く関わっているのかも知れない。
我々の遺伝子にはその隠された答えが眠っているのだろうか?
そう思うと不思議なロマンと何とも言えない不安が忍び寄って来る気がする。
9.偶然が招いた悪魔!驚愕の犯人の正体
とあるマンションに住む女性。
ある日の夜、その女性の部屋のチャイムが鳴り女性が室内からモニターで確認するとひとりの警察官がいる。
その警察官は女性に、「この付近で殺人事件があったので情報を探しています。何かありましたらお知らせください。」
と言う旨の話を女性に伝え去って行った。
それからあくる日もその警察官は女性の元を訪れドア越しに同じ旨の話をして去っていく。
その内女性は殺人事件が起きた日に不審な男とすれ違った事を思い出し、次に警察官が来た際に詳しく話そうと思い立つ。
だが女性は次にその警察官が訪ねてくる前に彼の正体を知ることになる。
テレビで殺人事件の犯人が逮捕されたニュースが流れ、その犯人の顔がモニター越しに見ていたあの警察官の顔と同じだったのだ。
犯人の方でも女性とすれ違った事を覚えていて、何か女性が事件や自分について覚えているならば口封じの為に殺害しようと監視していたのだ。
女性が運悪くテレビで犯人の顔を知る事がなかったとしたら、犯人は女性を殺害していただろう。
都会ではすれ違った人の顔をいちいち覚えてはいないだろう。
しかし誰かが何かのきっかけであなたの顔を覚え、あなたに危害を加えようとする可能性もあるのだ。
この都市伝説は明日にでも現実に起こる事件とも言えるのではないだろうか?
10.三回唱えると彼女がやって来る!ブラッディマリーブラッディマリー
アメリカで有名な都市伝説を紹介する。
とある田舎町にマリーと言う美しい女学生がいた。
誰に対しても優しく皆に人気のあった彼女だがある日、何者かに殺害され遺体を河に棄てられてしまう。
それからしばらくして町では奇妙な噂が流れ出す。
ひとりでいる時に鏡に向かって「ブラッディマリー、ブラッディマリー、ブラッディマリー」と三回唱えると死んだ時の姿のマリーが現れてあの世に唱えた者を連れて行ってしまうと言うのだ。
この結末には様々なバージョンがあり、ブラッディマリーと三回唱えた者が軽いケガをするだけで済むものや発狂してしまうもの、死亡してしまうものがある。ブラッディマリーの生前の姿も女学生以外に我が子を殺害した母親や、我が子を不幸で亡くした母親などの違いがある。
アメリカで有名な都市伝説であるが、この話を元にしたホラー映画「キャンディーマン」と言う作品も生まれている。
映画ではマリーではなく奴隷だった黒人男性が全身をはちみつを塗られた状態で殺害され、恨みを持った幽霊として復活する。
「キャンディーマン」と三回唱えると彼は現れ、唱えた者を殺害してしまうのだ。
日本でも鏡にまつわる都市伝説や怪談は数多い。
鏡には人々を不思議な世界や恐怖に誘う力があるのかも知れない。
そしてネットによってブラッディマリーの恐怖は国を超えて拡散してゆくのだ。
私は唱えようとは思わないが、勇気のある方は一度一人でいる時に、彼女の名前を三回唱えてみては如何だろうか?
11.伝説的な恐怖!誰もが知る恐怖の口裂け女
最後に日本人の誰もが知る怖い都市伝説の代表格、「口裂け女」について話す事としよう。
この口裂け女の話は1979年に急速に日本全国に広まり警察のパトカー出動騒ぎや小学生の集団下校が行われるなど実際に社会問題にまで発展した経緯がある。
大まかな概要は、下校時など子供が一人で外にいると若そうな大きめのマスクで口元を隠した女性が近づいてきて、「私綺麗?」と子供に聞く。
子供が「綺麗」と答えると「これでも?」とマスクを外し、耳もとまで避けた口を見せ逃げると追いかけて来ると言うもの。
また「綺麗じゃない」等と答えると刃物で切り殺されると言う。
90年代に再び噂が広まり始め、その際は整形手術の失敗で口が裂けてしまった女性が正体として語られた。
また2000年代では韓国でも口裂け女が流行している。
そして近年ではアメリカを舞台とした口裂け女の映画も公開されている。
口裂け女の容姿は現れる場所によりまちまちで、赤い服を着ている場合や白い服を着ている場合等がある。
所持している凶器も様々で、ハサミやメスなど小型の物から包丁や斧など大型の物まで色々なパターンがある。
因みに赤い服を着ている理由は傷付けた相手の返り血が目立たない様にする為である。
他にも口裂け女に見つかってしまい逃げ出す為には「ポマード」と三回唱えると口裂け女が怯むのでその隙に逃げ出せるとする説がある。
これは口が裂けた原因である整形手術の主治医がポマードを付けていたからと言われている。
またべっこう飴が好物で投げつけると夢中で舐めだすのでその隙に逃げられるとも言われている。
昭和の代表的な都市伝説であるが、口裂け女の目撃談自体は意外と古くからあり、江戸時代まで遡る。
目撃場所は大久保百人町。
現在の東京新宿区である。
昭和の口裂け女と直接的な関りは無いものと思われるが、日本には古くから口裂け女の目撃談が存在していたのだ。
また昭和の口裂け女の噂の広まりはCIAが情報の広まりを調査する為意図的に流したとする説があるが真偽のほどは定かではない。
実際に自分がこの口裂け女に出会ってしまったらどうするだろう?
いきなり見知らぬ女性に「私、綺麗?」と話しかけられたら大人でも不気味に思うだろう。
哀れな口裂け女の伝説が、実在の物ではなかった事を祈るばかりだが、この先また新たな設定を持ち、人々を恐怖に陥れる為に復活するのだろう。
以上、様々な恐怖の都市伝説を紹介して来た訳だが、この様に恐怖の都市伝説は古くから存在し、時に実生活にも影響を及ぼしているのである。
そしてネット社会である現在、ますます都市伝説は拡散し世界中に広まってゆくのだ。
そして世界中で人々を恐怖に陥れ、新たな都市伝説を生み出して行くのである。