桃太郎はただの昔話では無かった?サル、犬、キジは陰陽道に繋がっていた

岡山といえば桃太郎

実は桃太郎は全国各地に伝説が混在していまして

岡山と言えば桃太郎というのは有名で、実は調べてみたら桃太郎伝説は全国各地に存在します。

ではどの地域に桃太郎伝説が存在するのか?

 

岡山県はもちろんのこと愛知県や香川県などにも桃太郎伝説が存在していて

どの県も「いやいやウチの県の方が本場の桃太郎ですよ」と各県で結構張り合ってたりします

 

例えば香川県には実際桃太郎神社がありまして、さらには桃太郎のお墓まであります

そして香川県から4キロ程離れた沖合には女木島(めぎじま)という島があるんですが

それは別名”鬼ヶ島”と呼ばれています。

 

また愛知県の犬山市の方だと、木曽川から下流に行くと桃太郎港といった港(みなと)があったり。

 

きびだんごは岡山のモノだなと思ってたら北海道にも存在してたりします

一つ言える事は全国各地に桃太郎伝説が存在してるという事です。

 

ではなぜ?全国各地に桃太郎伝説が伝わっているんでしょうか?

桃太郎の家来の貧弱さたるや

桃太郎の物語のおさらいを少しだけしましょう。

桃から生まれた桃太郎は大きくなり鬼退治に行くことになります。

鬼退治に行く道中に腰ぶら下げたきびだんごをエサに家来(けらい)を獲得します。その優秀な家来とは

  • キジ(鳥)

ここで少しというか大きな疑問が沸きます・・

 

「世の中には色んな強い動物がいる中でなぜこの弱そうな3種類」・・・と沸々と思うわけです

100歩譲っては凶暴化すると人間でも太刀打ちできませんので戦力とみなします、

犬もドーベルマンだと完全に戦力として十分だと思います

 

さてキジはどうでしょう・・完全に戦力外です。これから化け物(鬼)と一線交えようとしてる時にキジはナイです

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キジの鳴き声は「オッケーン」

実は桃太郎は陰陽道を広める為に作られた物語

あまりにも不自然極まりない設定で多少イライラした人はこれで納得するかもしれませんね

実はこの桃太郎に出てくる動物はすべて干支に出てくる動物だった事ならすべて納得いくかもいれませんね

干支というのは陰陽道から伝わった考え方とされています。

例えば方角に関すれば鬼門や裏鬼門なんて言葉は聞いた事はあると思います

鬼門(きもん)とは

北東(艮=うしとら:丑と寅の間)の方位のことである。陰陽道では、鬼が出入りする方角であるとして、万事に忌むべき方角としている。他の方位神とは異なり、鬼門は常に艮の方角にある。鬼門とは反対の、南西(坤、ひつじさる)の方角を裏鬼門(うらきもん)と言い、この方角も鬼門同様、忌み嫌われる。(巽)を「風門」、北東(艮)を「鬼門」とした。

出典:wiki

 

wikiの内容を見てピンときた人は勘が鋭いと思います鬼門に関することが書かれていますが何かピンときませんか?

陰陽道では鬼門の場所を鬼が出入りする方角としてますそこに当てはまる動物は「牛と虎」

もう分かりましたね・・

桃太郎の物語に出てくる鬼って牛のような角(つの)を生やして虎柄のパンツを着用していましたね

 

では裏鬼門を見てみましょう▼
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1時と3時の方角に虎と牛がいるのは確認できますね。

その反対側が裏鬼門とされてるところに戌(いぬ)、酉(とり)、申(さる)の干支が描かれてますね

実は桃太郎の物語は陰陽道の考え方を浸透させるために伝説として作られたのではないかと言われてるお話でした

 

信じるか信じないかはあなた次第です

 

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