まんが日本昔ばなしの怖い話をご紹介!トラウマ必須につき注意!

女優・市原悦子さんの優しい語りが耳に残る『まんが日本昔ばなし』。

子どもの頃に見て、感動したり何かを学んだりした方も多いだろう。

しかし、恐ろしい話もたくさんあり、大人になっても忘れられず、トラウマを抱えたままの人もいるのでは?

今回はそんな怖い話をいくつか紹介しよう。

 

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「日本昔ばなし」のトラウマ必須の怖い話3選

1975年から約20年間テレビで放送されたアニメ「まんが日本昔ばなし」。

子供のころにみてトラウマになった人が続出したという。

その中でも恐怖の話3つを最初に紹介しよう。

①今なら放送禁止必至の『十六人谷』

内容が恐ろしすぎて、子ども向けとは思えない作品。

若い女性に対して、昔の出来事を語る弥助老人が主人公。

 

若いころ、木こりをしていた弥助。恐ろしいうわばみが仲間を食い殺し、その通夜で酔っぱらった弥助は、若い美女に出会う。

美女は、柳の木を切らぬよう弥助に請う。

 

そして、翌日弥助含む十六人の木こりが仕事中、立派な柳の木を見つける。

弥助は美女の願いを思い出して木を守ろうとするが、仲間は耳を貸さず、木は切り倒される。

恐怖はここからである。夜になって眠りに落ちた弥助が目覚めると、恐ろしい光景が広がっていた。

 

例の美女が、十五人の男たちを〇害していたのである。

それも、一人ひとり口を使って舌を引き抜いて。

ずるる、という生々しい音が気味悪く、弥助は逃げおおせるが、、、話はまだ終わらないのだ。

 

現在に戻り、語っていた弥助老人のもとに、妻が食事を持ってくる。

しかし、弥助老人はすでに息絶えているのである。昔の話を聞かせていた若い美女に舌を引き抜かれて。

 

まったく救いのない、ぞっとする話で、トラウマになる人が続出している。

なおこの話は富山の伝説をもとにしており、日本各地に伝わる怖い話の中でもかなり怖い部類ではないかと思われる。

 

ちなみに十六人谷の作画は「うる星やつら」で有名な加藤鏡子さんだそうだ。

 

②友情に亀裂が入る『佐吉舟』

些細なことがきっかけで友情が壊れることはよくあるが、この話のテーマはそれである。

 

仲のよい太兵衛と佐吉はともに漁師で幼馴染だった。しかし二人とも同じ女性・ヨネを好きになってしまう。

ヨネの父は、稼ぎの多いほうに娘を嫁がせるという。

 

ヨネをめとるため漁に精を出し競い合う二人。ある日佐吉のほうが大漁に恵まれたが、魚と波とで佐吉の舟は沈む。

乗せてくれと頼む佐吉に、「ヨネをゆずってくれるなら」と条件を出す太兵衛。

しかし佐吉はうなずかず、太兵衛の舟に手をかける。太兵衛はそんな彼を何度も殴打し、佐吉は亡くなる。

 

数日後、太兵衛の前に佐吉の霊が現れ、柄杓を求める。

太兵衛が柄杓を渡すと佐吉は舟に水を入れはじめ、太兵衛が詫びても聞きいれることなく、太兵衛はその後、海に消えるのだった。

 

人間は時として欲望のために取り返しのつかないことをしてしまうという、

人間の醜さや恐ろしさがストレートに描かれているのに加えて、

太兵衛が佐吉を何度も殴打するという、トラウマシーンをじっくり流すというあたり、

かなりぶっとんだ作品である。

 

③化け狐の怖さを描いた『三本枝のかみそり狐』


昔話といえば狸、狐が頻繁に出るものだがこの話は特に恐ろしい。

 

主人公の青年彦べえは、皆が恐れる化け狐を恐れない。

ある日一人で竹やぶを歩いていると、娘と赤ん坊を見かける。

娘は実家と思われる一軒の家に入っていった。

 

彦べえはその家に押し入って、老婆に、「娘は狐だ」と言いがかりをつけ、赤ん坊を囲炉裏へ投げた

赤カブに変わるはずの赤ん坊は、そうならずに死んでしまった。

 

孫を殺された老婆は怒って、包丁を手に彦べえを追う。山寺に逃げ込んだ彦べえが目を覚ますと、なぜか竹やぶの中だった。

しかも頭は丸められて血だらけだった。すべては狐の見せた幻だったのだ。

彦べえはそれから、恐れを知るようになった。

 

赤ん坊を囲炉裏へ投げ入れるという、子供に見せてよいのかと不安になるシーンが含まれており、

なおかつ、孫をやられた老婆の姿があまりに恐ろしく、トラウマ必須の昔話である。

 

「日本昔ばなし」の印象深い話3選

今とはテレビの放送の基準が違う時代だったので、怖い話も数多く放送されたが、それ以外の物語も人々の記憶に残っている。

1500近い話の中から、いくつか紹介しよう。

 

①現代人にも共感されそうな『正直庄作の婿入り』

この話はまた狐が現れるが、先ほどの「三本枝のかみそり狐」とは違い、ほっこりする話である。

 

美形ばかりの村に生きる唯一のブサイク・庄作

しかし彼の心根は美しく、みなに見下されてだまされても、にこにこしているお人好しだった。

 

そんな彼がお地蔵さんにお願いすると、狐が現れ、優しい妻と結婚することができた。

だが、それは夢であり、狐に化かされた彼を村人は笑うが、庄作は一時の幸せを噛み締めて、以降より正直に働き続けるのだった。

 

気立ての良い者は報われるのかと思えばそうではなく、救いが用意されていない話だが、ある意味リアルなのかもしれない。

現代でいうと、アニメキャラや芸能界の推しを「俺の嫁」と心の支えにして仕事に精を出す若者といったところだろうか。

 

②動物系の悲しい話『虎子淵』

動物が出てくる話は悲しいものも多くあり、その一つが『虎子淵』。

 

酒屋の主人が急死し、その妻(名前はユメ)が後継ぎとして店を切り盛りしていた。

ある日、その酒屋の前に子猫が捨てられており、使用人の八助がその子猫を拾った。そして虎子と名付け大事にする。

虎子は不思議な猫で、たまに人間の言葉を話し、八助に対して、「ユメの婿になるように」と言うようになった。

 

しかし、ユメと結婚して酒屋の主人になりたかった番頭が快く思わず、八助にいやがらせをし、ついに八助は亡くなってしまう。

だが、八助に嫌がらせしていた番頭も、その後謎の奇病になり、頭がおかしくなってしまって行方知れずになる。

 

そして虎子も、野良犬に襲われて八助と同じ場所で死亡。

猫を助けたにも関わらず、猫がきっかけで不幸が重なって、誰も幸せにならないという悲しい話である。

 

③兄弟の優しさが胸を打つ『ふとんの話』

優しい人や貧しくも懸命に働く人が最後に幸せになる話もあり、今も語り継がれている。

兄弟の優しさが胸を打つ『ふとんの話』は、古道具屋で買われた布団から声がするというもの。

幼い兄弟が互いを心配しあう声で、その理由が悲しい。

身寄りのない貧しい兄弟は、最後にこの布団で互いを思い合いながら亡くなったという。

布団を供養するとその声はしなくなったそうだ。

 

涙したり笑ったり恐ろしくなったりトラウマになったりと、いろんな思いを届けてくれるまんが日本昔ばなしは、

これからも日本人の心に刻まれていくことだろう。

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