長年愛され、映画化されるなど大人気の怪盗アクション漫画『ルパン三世』。受け継がれる噂や都市伝説をいくつか集めてみた。
①アニメ版ルパン三世、華麗なる復活劇?
ルパンはアニメちゃんと見てからそれぞれの印象変わってきた(⚠︎個人的解釈) pic.twitter.com/ImRwSnPLgp
— s🍤 (@gbktmz11) January 9, 2020
今でこそ多くの人が視聴しているルパン三世のアニメ版だが、放送当初はまったく人気の出ない作品で、打ち切りも考えられていた。
しかし、再放送によって人気が出始め、再アニメ化されることに。
また、最初のルパン三世は正統派悪党だったそうだが、時を重ねて愛嬌あるキャラクターになっていったのである。
②ルパンたちは死んでいる?
ルパン3世と銭形警部は、同じ大学の先輩と後輩である
ルパン3世と峰不二子の間には、ルパン小僧という男の子どもがいる
銭形警部の下の名前は、幸一である
ルパン3世は、タコが嫌いである
ルパン3世のモデルは、トムとジェリーである pic.twitter.com/2RAqg5RQog
— さとう こうじ ∫ 人生と恋愛は迷走中 (@sato11koji33) July 17, 2016
人気作品に「夢オチ」「誰かの妄想」「死後の世界」説が囁かれるのはよくあることだが、ルパン三世も例外ではない。
ルパンたちはすでに死んでいて(死因は死刑)、以降はすべてそれを認められない銭形警部の夢の中の世界での追いかけっこである、とする説がある。
さらに加えると「銭形警部は精神疾患をわずらっていて、警察から盗んだ銃などを所持し、彼自身が追われる身」とされている。
しかし、本来警部である彼にとってルパンたちの死刑はうれしいことのような気もするが、ルパンと銭形警部は同じ大学の先輩後輩であり、単なる泥棒と警察の関係ではないのだ。
③銭形警部の下の名前は?
#終わり方が最高に好きな映画
「ルパン三世 カリオストロの城」
銭形警部の名台詞が光るねぇ。 pic.twitter.com/2OLv9DYauN— ハヤテ (@haya15832) January 6, 2020
ルパンから「とっつぁん」と呼ばれている銭形警部。彼の下の名前は、いくつも存在する。
原作では「平一」、雑誌で誤植され「幸一」。アニメでも「平次7代目」「幸一」「平太郎」、劇場版で「平次」と変わっている。
実は銭形も変装・変名をする怪盗だから……ではなく、原作者のモンキー・パンチ氏が、先につけた名前を忘れて新たに名付けた経緯などがあったためらしい。なお、正しいのは「幸一」ということで落ち着いている。
④幻の作品『ルパン8世』
【覚えてますか?!ルパン8世】
『ルパン8世』(ルパンはっせい)は、モンキー・パンチの漫画『ルパン三世』から派生したアニメおよび漫画作品である
ちなみに
【銭形警部】
ルパン三世のライバルの銭形警部の子孫。宇宙連邦第88分署所属 国際警察の刑事【出典】Wikipedia pic.twitter.com/nQr6MrcRPq
— 中尾辰幸 (@inkosaikojp) May 17, 2019
ルパン三世を海外にもということで、フランスと共同制作された作品がある。
1982年制作『ルパン8世』だが、結局お蔵入りになってしまった。
主人公ルパン8世はルパン三世の子孫で、職業はなんと探偵。泥棒も裏の顔としてあるのだが、海外の子ども向け作品事情を反映してのことだそう。
煙草もいけないとのことで、喫煙シーンがキャンディーになっている。
設定が未来の世界なので宇宙なども登場し、五右エ門の斬鉄剣は「レーザーブレイド」に。
また、これがいちばんの違いかもしれないが、「ホームズ8世」というキャラクターが登場する。
お蔵入りになったものの、アニメ化四十周年記念のDVD・ブルーレイに一部収録されているので、見てみると楽しいかもしれない。
⑤ルパンの素顔を知る者はいない
お前らいつも見てるルパン三世が素顔じゃないって知ってた?https://t.co/9Ii9pZIfuD
あの顔も覆面なんやで。知らなかったでしょ pic.twitter.com/ksc9CZN2Ct
— sakamobi.com (@sakamobi) May 22, 2018
表情豊かで人懐こい印象のルパン三世だが、実はあの顔、本当の顔ではないのだとか。
変装して相手をあざむくことの多い怪盗は、素顔を知られてはいけないという掟があり、ルパンの本当の素顔は仲間でさえ知らないのだ。
素顔は「イケメン」との噂だが、見ることができる日は来るのだろうか。
また、今でこそ坊主頭で定着しているルパン三世だが、初期はロン毛も検討されていたそう。
原作者がビートルズを好きだったためだ。締め切りに間に合わせるために坊主になったのだといわれている。
さらに、次元と銭形警部はルパンと顔のパーツがよく似ており、次元の初登場はルパンの変装だったりもする。
⑥「ルパン小僧」の母親は誰?
ルパン三世の子供、「ルパン小僧」という漫画が存在するとか。父親がルパン三世、母親が峰不二子とかおいしすぎる設定。手に入れたい。 pic.twitter.com/N1jOEXaC9f
— MI〇 (@akmmio) October 11, 2014
ルパン三世を少年誌向けにと請われて誕生した『ルパン小僧』。
彼はルパンと峰不二子の子どもと言われているものの、作中に本物の峰不二子が登場し、自分には子どもはいないと明かしている。
父のような怪盗を目指すストーリーだが、モンキー・パンチ氏は、子ども向けにルパン三世を描くのには難色を示していたそうだ。
確かに、大人向けシーンの多い作品なので、大人になってからのほうが楽しめるかもしれない。
⑦ルパンの最終回で全員爆死?
ところが連載再開した『新ルパン三世』の最終回はかなりダーク。銭形警部がルパン一味に勝利して、全員死刑執行するというもの(鬼ヶ島に閉じ込めて爆殺)。死んだとはハッキリ描かれないがそれでも衝撃的。執行直前にルパンが「タイムマシンがあるのなら自分の誕生日を知りたい」と言うのも印象深い。 pic.twitter.com/ONMADEzkSY
— 破壊屋ギッチョ (@hakaiya) April 17, 2019
新・ルパン三世の最終回は、銭形警部の罠にはまったルパンたちが偽の島で爆弾により死亡という衝撃的なものだった。
これまで幾多のピンチを乗り越えてきた彼ららしくないあっけない最期で、ファンの間にも動揺が走ったという。
最終回がこうなってしまったのは、「もうルパンを描きたくない」という原作者モンキー・パンチ氏の想いからだった。
大人気コンテンツであるがゆえに原作者の苦悩も大きかったのだろう。
しかし、爆死の結末を迎えてもなお現代に続いている『ルパン三世』はもはや不死身なのかもしれない。
⑧ルパンと銭形警部
『ルパン三世都市伝説』
都市伝説沢山ありすぎる(笑)ルパン三世は、もともとロンゲで描かれていた。イケメン風なのか?(笑)
ルパン三世は「ベルサイユのばら」とコラボしていた。
ルパン三世は銭型の後輩。
”原作の設定にて、二人は東西京北大学出身という事になっています。 pic.twitter.com/mZ104RUTRU— しゅん (@ryt83) March 31, 2017
原作者のモンキー・パンチ氏は、銭形警部を主人公にしようと思っていたほど銭形警部をお気に入りだったそう。
熱くて勇敢で、ルパンと並び人気のキャラクターである。二人は「東西京北大学」という架空の大学で出会い、対立する道を選ぶ。
銭形警部は法学部、ルパンは電子工学部だった。また、銭形警部は妻子がいるらしく、娘の名は「としこ」というらしい。
⑨峰不二子の弱点は?
この前聞いた話だけどアンパンマンのドキンちゃんは作者曰く何をしても許されるキャラらしい。そしてモデルはルパン三世の峰不二子だそう。これは高知県のアンパンマンミュージアムにも公式で表記されている。 pic.twitter.com/WRaY6rlSMd
— タロやん (@taroyan999) September 16, 2018
「ふじこちゃーん」とルパンをデレさせ、溢れる色気で男性を虜にし、女性ファンも多い峰不二子。
スリーサイズも「99.9」「55.5」「88.8」と驚愕のナイスバディだが、閉所恐怖症でもある。
弱みもあるところが人間らしくて愛されているのだろう。
まとめ
声優さんが代替わりしたり、作画が変化したりしつつも愛され続けるルパン三世。これからも鮮やかな手腕を見せてほしいと願っている。