クリスタルスカルは本物?秘められた力とは
インディージョーンズなどの映画で皆さんご存知かと思われます髑髏型の水晶「クリスタルスカル」。
実は20種類以上が世界中で出土されており
それぞれに名前が付いています。
13個揃うと世界の心理に近い記憶を映し出すといわれているいわくつきのオーパーツです。
今回はマスタースカルとなる「ヘッジス・スカル」の経歴や情報をもとに
何のために作られたのか、集まるとなにが起きるのかを考察します。
ヘッジス・スカル
一般にはイギリス人のF・A・ミッチェル=ヘッジスが1927年にベリーズ南部の古典期の遺跡ルバアントゥンで発見したとされるものを指すことが多い。
ミッチェルの養女アンナの17歳の誕生日に発見され、
彼らが遺跡の調査を中断して水晶髑髏を私蔵したため、様々な憶測を呼んだ。
このヘッジスの水晶髑髏(ヘッジス・スカル、運命の髑髏などとも呼ばれる)は実物大で、
解剖学的にみても精緻に造られている。
当時ではありえない技術で作られた
発見された当時や、現代の技術をもってしても再現できない構造の
出土品などは、「オーパーツ」と呼ばれ世界中の学者や研究家の興味を集めてきました。
このクリスタルスカルもその1つです。
しかし、なぜこのクリスタルスカルがオーパーツと呼ばれているのか。
その答えは、クリスタルスカルの加工方法です。
通常のクリスタルの加工方法はクリスタルの自然軸に沿ってすこしずつ削るもの。
しかしクリスタルスカルは自然軸を無視し綺麗な頭蓋骨が作られています。
現在の保有者のビル・ホーマン氏も
「ヘッジススカルは水晶の自然軸に逆らって加工している。無重力でもない限りこんな加工法は実現できないよ、現代でもね。」
と考えを主張していました。
これは本当にオーパーツなのか?
しかし、このクリスタルスカルを
今までの分析には使われていなかった走査電子顕微鏡を使って表面を分析してみると
水晶の一部に直線が刻まれ、ダイヤモンドの研磨機を使った際にできる加工跡とおなじものが発見されました。
このダイヤモンド研磨の技術は19世紀以降に登場したもので
「検査された」クリスタルスカルはオーパーツではなくただ、
超精密に磨かれたただの綺麗な水晶髑髏でした。
オーパーツのすり替え疑惑
オーパーツでもなんでもないただの綺麗な水晶髑髏?
それは検査されたものですよね。
検査されたヘッジス・スカルはそもそも本物だったのでしょうか?
ヘッジス・スカルは出土されて以来持ち主を転々としています。
19世紀にクリスタルスカルを作る技術が確立していたとしたら
偽物を作るのも容易です。
走査電子顕微鏡で表面をみて、オーパーツではないことが証明された。
しかし、持ち主が手放したくないという理由で
本物と見分けがつかないほど精巧な偽物を技師に頼み作っていたとしたら
現在の本物の持ち主はだれなのでしょうか。
ドイツのイーダーオーバーシュタインのような技師の村だと
職人は腕が確かで口が堅いので言うなと言われたことは言いません。
そうすることで今のクリスタルスカルが偽物だと知る人は依頼主しかいません。
クリスタルスカルの能力とそれに関わる組織
先ほどのような偽物を使ってすり替えを繰り返し
「本物のクリスタルスカル」を秘密裏に集めている組織があるという話があります。
もしそういった組織がクリスタルスカルを集める理由があるとすれば
理由はただ1つ
クリスタルスカルが持つ力の魅力です。
言い伝えではクリスタルスカルには2つの力があります。
フリーメイソンなどの昔からある大きな組織が
そういった情報、力を求めることは人間の考えからしたら至極当たり前ですね。
ほかにもクリスタルスカルと集めている組織はあると思いますが
まだどの組織もすべてはそろってはいないでしょう。
クリスタルスカルは未来へのヒント
クリスタルスカルが集まったとき、地球外の惑星へ移動できるときいて
宇宙人もクリスタルスカルに関与しているんじゃないかと思いました。
我々人類が未だに辿り着いていない、理解ができていない現象についての
ヒントがクリスタルスカルの記憶の中にあるんじゃないかと考察します。
もし人類が急激に宇宙科学を解明していったときは
その元には集められた本物のクリスタルスカルと組織が大きく関与しているんだろうなと・・想像します。