幽体離脱でできることって何?やり方や注意点を紹介

自分の身体から抜け出して、魂だけであちこち行けたら楽しいだろうなぁと夢想したことは誰でもあるのではないでしょうか。現代の科学をもってしてもまだ可能にはなっていない「幽体離脱」ですが、実際に経験した人々もどうやら存在するらしいのです。今回は摩訶不思議な「幽体離脱」について、できることは何なのか、やり方の詳細、注意点、危険性はあるのかなど、幽体離脱に関する都市伝説を紹介します。

幽体離脱とは何なのか

「幽体離脱」は体外離脱ともいわれ、漫画やオカルト番組で取り上げられることもあるので、聞いたことがある方も多いかもしれません。肉体から離れて、幽体だけで自在に行動することを指します。経験者によれば、へその緒のようなもので肉体とはつながっているとも言われています。

幽体離脱でできること

幽体離脱でできることは、空を飛ぶことができ、壁もすり抜けていろんなところへ行けるようです。それだけだと明晰夢ではないかと思われそうですが、「実際に訪れたことのない場所を幽体離脱時に見に行き、あとで行ってみると、幽体離脱時に見たのとまったく同じだった」という体験談もあります。

一説では幽体離脱後の世界はパラレルワールドであるという意見や、幽体の適応するアストラル界であるとする説もあります。また、幽体離脱は臨死体験にも似ていて、見ているのは死後の世界とも言われています。

実際にはどうなのかまだ解明されていませんが、日常では体験できない世界なのは間違いなさそうです。
幽体離脱して現実世界を自在に飛び回ったり、普段は入れない場所に行けたりしたらきっと楽しいでしょう。

金縛りとの関連は?

経験したことのある人も多い睡眠時の恐怖体験といえば「金縛り」があります。

金縛りはなぜ起こるのか?金縛りを引き起こす2つの原因と解釈

「睡眠麻痺」とも呼ばれ、科学的には極度の疲労によるものと説明されていますが、幽体離脱の前兆とも言われています。金縛りは意図せず起こることがほとんどで、経験者は恐怖を覚えるものですが、幽体離脱の過程で現れることもあるようです。幽体離脱の練習中に耳鳴りや金縛りが起こったら、成功に近づいているといえるでしょう。

幽体離脱の危険な点は

注意すべきなのは、肉体から完全に離れてしまわないようにすることです。肉体のほうも幽体との分離をいやがって引き戻そうとするのですが、時にその力が弱まってしまうことも。また、幽体離脱した際に他の悪霊や危険なものに取りつかれてしまい、戻ってから悪影響を及ぼすこともあると言われています。

幽体離脱は死ではないのか

幽体離脱すると死んでしまうのではないかと考える人もいるかもしれませんが、幽体を肉体に戻すことができれば死ではありません。ただ、あまりに長いこと離れていると肉体にも異常をきたしますし、時によって戻りにくいこともあるようです。大きな声をだして暴れると戻れるとも言われているので、できることなら幽体離脱時には覚えておくといいかもしれません。幽体離脱をしすぎると寿命が縮むなどという話もあるようですが、根拠はないようです。ただ、「シルバーコード」と呼ばれる、魂と肉体をつなぐものが切れてしまうと死んでしまうとも言われているので、その点は注意が必要かもしれません。家族と同居の方は、幽体離脱中に家族に見つかって驚かせないように注意しましょう。アロマキャンドルなどを焚いたまま幽体離脱するのは危険なので、挑戦前は火の元を確認することもだいじです。

幽体離脱の方法

それでは幽体離脱でできることを知ったうえで、幽体離脱の方法を紹介しましょう。

まず、仰向けに寝ます。このとき、締めつけのある服は着ないほうがよいようです。また、人が来るかもしれない場所は避け、一人で静かになれる場所で行いましょう。幽体離脱中に人に発見されると、死んでいると誤解されることもあるので注意が必要です。テレビや音楽は消して、雑音のない寝室で行うとよいでしょう。

次に深呼吸して、脱力します。いったん全身に力を入れて、ふっと力を抜くなどを繰り返してみましょう。

そして、難関となるのが意識のコントロールです。雑念を払い、頭の中をいったんからにしましょう。その上で、体から離れるイメージを思い描き、霊体だけで宙に浮いていくことを意識しましょう。誰でもすぐできることではないので途中で寝落ちしてしまうかもしれませんが、諦めず続けることが大切です。また、幽体を肉体から離すには意志の力が重要であり、意識をしっかり持って行う必要があります。訓練期間中は記録をつけ、その日の体調や周囲の環境なども記しておいたほうがよいでしょう。幽体離脱は健康な状態よりも疲労がたまっているときや不安感の強いときのほうがうまくできることが多いようです。

まとめ

今回は幽体離脱でできることと、そのやり方や注意点を紹介させていただきました。

科学ではまだ解明されていないことも現実には起こっていて、すべてが幻覚であるとは言いきれないようです。

一度は経験したいものの、なかなか自在にできるようにはならない幽体離脱。本やネット上では体験者の記録を読むこともできますが、楽しいばかりではないようです。幽体離脱できるのは自分だけではないため、怖いめにあうこともあるという話も。挑戦する際は興味本位に行わず、自己責任の範囲で楽しみましょう。

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