不老不死の伝説やまつわる噂4選!実現に挑んだ人々の末路とは?

医学と文明の発達により、人類の寿命は伸び続けてきたが、いまだ不老不死を実現する方法は確立されていない。過去から現在に至るまで、不老不死を追い求めてきた人間は数知れず、不老不死に関する伝説や噂が語り継がれてきた。

今日は、そんな不老不死について、不老不死伝説やまつわるをまとめてみたのでシェアしようと思う。

不老不死の伝説やまつわる噂4選!

伝説①:不老不死といえば始皇帝

不老不死の伝説やまつわる噂4選!実現に挑んだ人々の末路とは?

via Wikimedia Commons

まず、不老不死の追求をした人物として有名なのが秦の始皇帝である。権力者にもいずれ死は訪れるものなので、皇帝はそれを恐れ、不老不死の薬を探し求めていた。その薬を探して側近・徐福を送ったのがなんと日本である。

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徐福は命に背いて、自身のために不老不死の薬を探し、ついに発見した後は熊野山中にこもったという。江戸時代に徐福に会った人物がいるという話もあり、もしかしたら彼は今もどこかで生きているのかもしれない。

一方始皇帝は、不死の薬とされた水銀を飲んで死亡。圧倒的な権力を持つ皇帝であっても不老不死を叶えることはできなかったのだ。

伝説②:人魚の肉で不老不死に?

不老不死の伝説やまつわる噂4選!実現に挑んだ人々の末路とは?

Toriyama Sekien (鳥山石燕, Japanese, *1712, †1788) [Public domain], via Wikimedia Commons

次の伝説は、若狭の国に伝わる八百比丘尼の話である。八百比丘尼が十六歳の頃、父の高橋長者を含め村の長者たちがある老人の屋敷に招かれた。そこで出された料理が不思議なもので、長者たちが調理場を覗いたところ、人魚らしきものを調理していたという。土産にもたされたその肉をみんなは捨てたのだが、高橋長者は持ち帰って棚にしまった。それを食べてしまった娘は、知らない間に不老不死になってしまった。

周囲の人が亡くなるのに不老不死のまま生き続けることとなった娘は出家し、各地に白い椿を植えて回った。そして八百歳になった頃に故郷の洞穴で入定したという。人魚の肉を食べると不老不死になるという伝説にまつわる話である。

伝説③:不老不死といえばヴァンパイア

不老不死の伝説やまつわる噂4選!実現に挑んだ人々の末路とは?

いつまでも若く、不思議な存在としてフィクションで取り上げられることの多いヴァンパイア。架空の存在ではあるものの、人類の不老不死の願いが反映されている。日光に当たると消滅するため夜しか行動できず、生き血を吸って生命を維持したり杭を打ち込まれると息絶えたりと、たいへんそうな部分も多い。

血液が若返りにつながるという考えは史上あらゆるところに見られ、有名な話だとエリザベート・バートリの若返り願望の話がある。彼女は自身の美貌を保つために多くの少女を殺害して血を浴びた。鉄の処女という有名な拷問器具も作らせた、まさに狂気の美貌追及だった。

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伝説④:サンジェルマン伯爵は不老不死だったのか?

実在した人物で18世紀ヨーロッパのサンジェルマン伯爵という男性についても、不老不死ではないかとされていた。67歳で社交界にいた彼は40代にしか見えず、とても若く見えたという。現代なら実際の年よりかなり若く見える人は多くいるのでさほど奇妙に思えないが、当時の人たちにはまれなことだったのだろう。

彼は普段丸薬と麦とパンしか摂取しなかったそうだ。あらゆることの知識が深く、化学や錬金術にも詳しかったという。多くの言語に通じており、10か国語以上を理解したのだとか。とてもじゃないが、普通の人の人生の時間でなしえるのは難しいと思われるほどの莫大な知識を有していたとされる。フリードリヒ二世には「死ぬことのできない人間」と評されて、彼自身も不老不死を否定はしなかった。1784年に亡くなったとされるが、さまざまな伝説から、彼こそ不老不死の人間だったのではと現在も多くの関心を集めている。

クローン、冷凍保存、意識だけの保存

不老不死とまでいかなくとも長く生かすことは可能かと人類は試行錯誤を重ねた。SFでもたびたび取り上げられるコールドスリープはその一つで、生きた身体を冷凍保存し、未来の世界で目覚めさせようとするものである。未来でこの研究を引き継ぐ者がいないと目覚められないのがネックだが、物語の中だけでなく実際に行われている。

また、クローン技術も実際に応用可能なレベルまで来ているが、こちらはクローンで作られた生命体の寿命が短いことなど、倫理的問題も多いため人類に適用される日はまだ遠いだろう。また、脳だけで生き続ける研究も行われたり意識のデジタル保存も研究されている。人類の夢ははてしない。

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現代科学も注目する不老不死の実現

不老不死は決して伝説ではなく、現在も研究され続けている。ダメージを受けると若返る不思議な生態を持つベニクラゲの研究もされており、この謎が解明され人類にも応用されれば今よりもアンチエイジング技術が進むかもしれない。また、人類の死のプログラムであるテロメアも研究されている。細胞レベルで命をコントロールする時代が来るのかもしれないが、それははたして幸福なものだろうか。

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まとめ

不老不死に関する伝説や噂をまとめてみた。

現在長寿化が実現した社会でも、すでにさまざまな問題は起こっている。医療費の圧迫や年金問題などだ。不老が実現したとしても、食糧問題や住宅問題など、永遠に解決できない問題が次々生まれるだろう。また、人類の不老不死が実現したところで、惑星の死や天変地異は避けられず、水と食物と空気がないと生きていけないという根本を変えないかぎり不老不死がもたらすのは幸福ばかりではないと思われる。

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