南海トラフ地震は必ず起こる!南海トラフ地震の予言3選

1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災など、これまで数多くの巨大地震が日本を襲い、人々の生命を奪ってきました。

日本が世界でも有数の地震国である理由は、日本列島が4つのプレートに挟まれる場所にあるという、その立地条件のためですが、このプレートが原因となって引き起こされることが想定される巨大地震として、近年特に注目を集めているのが「南海トラフ巨大地震」です。

「南海トラフ巨大地震」は、どのような理由からその発生が想定されているのでしょうか?

そして、予言者たちは、いつ、どのような形で「南海トラフ巨大地震」がおこることを予言しているのでしょうか?

ここでは、「南海トラフ巨大地震」の発生する可能性について解説し、それがいつおこるかを予見した予言者たちの3つの予言をご紹介しましょう。

 

1.『南海トラフ巨大地震』が恐ろしい3つの理由

地球表面は「プレート(地殻)」と呼ばれる板状の岩盤で覆われていますが、その下にはマントルというドロドロの溶岩の層が存在し、熱によって対流しています。

このマントルの対流の影響を受け、地球の表面を覆うプレートはおよそ20枚ほどにわけられ、移動しています。

ときにはプレート同士が干渉しあい、ぶつかったり引き離されたりするそのエネルギーが震動という形で地上に影響を与えることがあります。

これが地震の起こる原因です。

日本列島は、「太平洋プレート」「北アメリカプレート」「ユーラシアプレート」「フィリピン海プレート」という、実に4枚ものプレートにまたがるように位置しており、そのため、頻繁に地震が起こる地震国となっているのです。

なかでも、現在その発生が予測される中でも最も重視されているのが『南海トラフ巨大地震』です。

『南海トラフ巨大地震』が注目されるのは、他の発生が予想されている地震と較べて際立った特徴があるからに他なりません。

その”特徴”とは、どのようなものなのでしょうか?

①延長700kmに及ぶ超長大な震域

「南海トラフ」とは、静岡県の駿河湾沖を北端とし、四国の南側海域を通って九州沖まで続く、延長700kmにも及ぶ水深4000m級の巨大な溝(トラフ)のことです。

この南海トラフは、フィリピン海プレートアムールプレート(ユーラシアプレート)と衝突し、その下に潜り込むことでできており、非常に大規模で、かつ活発な震源域となっています。

発生が想定されてる巨大地震の例として、東海地震・中南海地震・南海地震といったものがありますが、これらはすべて南海トラフを震源域として想定したものとなっています。

最悪の場合、この3つの地震が連鎖して、同時期に一斉に発生する可能性もあり、その場合、東海地方から九州までをも含む超広域で発生する巨大地震になりうる可能性もあるのです。

③50年以内の発生確率が90%以上と、ほぼ確実に発生すると想定されている

歴史上、南海トラフを震源とすると考えられる大型地震は、幾度も繰り返し起こっており、多くの記録が遺されています。

古くは西暦684年に起こった「白鳳地震」の記録が『日本書紀』の記述に見られ、以降、M8.0クラスの地震が、およそ100~200年周期で起こっています。

文部科学省の地震調査研究推進本部が2017年1月1日付けで発表した長期評価結果によれば、南海トラフを震源とするM8.0~9.0規模の大型地震が発生する確率は、今後30年間の間に70%と、極めて高いと想定されています。

更に、50年先までを予測した場合、巨大地震の発生確率は90%以上、ほぼ確実に発生すると考えられているのです。

東北大震災を超えるM9.0以上の巨大地震が発生する確率は、これよりも1桁確率が落ちるとされていますが、それでもこれから半世紀以内にそのような巨大地震が起こる確率は10%程度あると考えられ、決して低い確率であるとは言えません。

 

③史上最悪の被害が想定されている

南海トラフ巨大地震は長大な震源域が想定されており、その中には名古屋や大阪など、人口の密集した都市部も数多く含まれています。

最悪の規模で地震が起こった場合、実に32万人を超える人的被害が生じるという想定もあり、経済的被害がどこまで及ぶかは、想像すらつきません。

政府が設置した防災会議のワーキンググループは、南海トラフ巨大地震が最悪の規模で発生した場合、その被害は東日本大震災を遥かに超え、国難と言えるレベルの甚大な被害が想定できると警告を鳴らしています。

 

2.予言者が予言する南海トラフ巨大地震3つの可能性

今後半世紀以内に起こる確率は90%以上と、ほぼ発生することが確実視されている「南海トラフ巨大地震」。

しかし、50年というスパンは決して短いものではありません。

もし、南海トラフ巨大地震がいつ起こるのかそれを確実に知ることができれば、想定される被害を最小限に食い止めることも可能になるかもしれません。

現在の科学力では、確実な発生時期の具体的予想は不可能とされていますが、霊的、あるいは超常的な能力で未来を予見できる予言者たちは、いつ南海トラフ巨大地震が起こると予想しているのでしょうか?

 

①フォーカスレベルによる予言(2018年4月説)

アメリカ・ヴァージニア州にあるモンロー研究所は、オーディオ技術を用い、特殊な音響効果で人間の意識レベルをさまざまな領域に導く「ヘミシンク」という手法を開発。

この「ヘミシンク」を用いて人間の超意識レベルを階層化して分類したものを「フォーカスレベル」と呼びます。

ロシアのある超常現象研究チームはが、宇宙から送られてく超常的メッセージを受診、解析の結果、それが「フォーカスレベル」によって「フォーカス21」と呼ばれる意識階層からのものであることが判明しました。

そのメッセージによれば、2018年4月に「南海トラフ巨大地震」が発生するとされています。

「フォーカス21」とは、人間の生と死の狭間に存在する意識領域(The Bridge States)と言われ、このメッセージはフォーカス21に存在する善意ある意識が警告として送ってきたものとされています。

 

②アカシックレコードによる予言(2015年~2018年説)

ニューエイジやオカルト思想の領域ではよく知られた「アカシックレコード」と呼ばれる概念があります。

「アカシックレコード」とは、人間の集合意識・潜在意識が形成するネットワークのことで、そのネットワークは現在生きている人間だけではなく、原初から終焉に至る、すべての時代の人間に繋がっているとされ、人類がその発生から滅亡にいたる、すべての記憶情報が記録されているとも言います。

「アカシックレコード」へのアクセス能力を持つとされる予言者は幾人もいますが、そのうちの一人、ゲリー・ボーネル氏2015年から2018年の3年間に、南海トラフ巨大地震が発生するとして、警告を発しています。

ボーネル氏は、過去、2001年に発生したアメリカの同時多発テロ事件や2011年の東日本大震災の発生を予言で的中させたともされており、注目を集めています。

③神による予言(2020年説)

神や精霊といった、超常的存在から未来の出来事を宣告されることで、予言を行う予言者も数多く存在します。

松原照子氏は幼少期から、彼女が「不思議な世界の方々」と呼ぶ存在から未来を告げられることで予言能力を得たと言われ、過去には東日本大震災の予言を的中させたとされています。

その彼女が2020年の東京オリンピックが、大型地震によって開催不可能になる可能性があると予言しています。

ただ、この予言に関しては、東京で起こる直下型地震が原因になる可能性が高いとされており、それ以外の可能性のひとつとして、南海トラフ巨大地震が上げられています。

なお、松原市は2016年11月にも南海トラフ巨大地震が起こると予言をしていますが、幸い、この予言は的中していません。

 

まとめ

政府機関は南海トラフ巨大地震に関し、正確な発生時期の予測は現状不可能とした上で、発生時期の予測した上での防災計画ではなく、いつ起こってもおかしくないという認識を前提に、防災体制を可及的速やかに進めていく必要があるとしています。

半世紀以内にほぼ確実に発生すると考えられている南海トラフ巨大地震。予言のあるなしに関わらず、常に防災意識を持ち、準備を進めることが最も肝要といえるでしょう。

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