千と千尋の神隠し都市伝説!死後の世界や湯女に隠された謎…

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油屋は風俗である「湯屋」をイメージしている

千尋が迷い込んだ油屋は、千と千尋の神隠しの世界ではなくてはならない存在である。

油屋とは湯屋のことであり、風呂釜を洗ったりしている場面や、お湯につかりに来た、人間ではない客がたくさんいたシーンは印象的だっただろう。

この油屋だが、実は「湯屋」とはただのお湯につかる場所ではなく、江戸時代にあった「湯屋」という娼婦が働いている場所ではないかという都市伝説がある。

ちなみに湯屋で働く女を湯女(ゆめ)と言い、実は千と千尋の神隠しという物語的にも筋が通っているのだ。

千と千尋の神隠しの主人公である千尋が油屋で働く姿は、さながら昔話でよくある親がつくった借金を返すために、肩代わりをして働かされる子どもに見えないだろうか?

表だって昔の風俗模様を描いているというわけにはいかないために公表されたいないが、宮崎監督が風俗業界を描きたいがために取り入れられた設定という都市伝説は広く知れ渡っている。

また、油屋で働くことになったせいで名前を奪われて「千」と呼ばれるようになったが、これも源氏名を意識して名前を付けられたと言われている。

ちなみに油屋が江戸時代の風俗である「湯屋」をイメージしているという根拠に、よくよく見ると千と千尋の神隠しで油屋を訪れている客はすべて男であることや、それぞれ個室が設けられていることがあげられている。

これは余談だが、油屋は湯屋とは全く関係なく、千と千尋の神隠しは北朝鮮拉致事件をイメージしており、ある日突然拉致され、名を改名させられ、ろくな賃金も貰えない状況で労働を強いられるという状況を表しているという都市伝説もある。

 

千と千尋の神隠しは死後の世界だった…?

物語の最初、車で移動しているシーンがあるが、実はその時点で事故を起こして瀕死状態になっており、だからトンネルの向こう側にいけたという都市伝説がある。

トンネルは三途の川のような役割を持っているため、瀕死状態になったせいで死後の世界に行ったのではないかといわれているのだ。

トンネルの向こうが死後の世界だと言うのには様々な根拠があり、ひとつは「火垂るの墓」に登場する節子ににた少女が水上の駅に立っていることだ。

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節子はご存知の通り火垂るの墓で亡くなっている。

つまり節子がいる世界ということは、そこは死後の世界のはずなのである。

また、千と千尋の神隠しに登場するハクというキャラクターだが、ハクは「トンネルの向こうに自分はいけない」と言っている。

名前を返してもらっていないからだと言うが、実は名前を返してもらったところでハクは現実世界に帰る場所がないのである。

ハクは川がなくなったために神として死んでしまい、油屋で働くことになったからだ。

また、ハクが「また会える?」という言葉に「うん。きっと」と答えたのは、千尋がいつか死後の世界にやってくるからそう答えたのだと言う都市伝説もあり、トンネルの向こうは死後の世界であるということを示しているのである。

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